青山エイドステーション

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★亜樹の新島でのトライアスロンデビュー日記★みんながいたからがんばれた!ライフセーバーさんありがとう★次はタテトラがんばります!

★亜樹の新島でのトライアスロンデビュー日記★みんながいたからがんばれた!ライフセーバーさんありがとう★次はタテトラがんばります!

「と、トライアスロンやる?」

1月も終わろうとしていた寒い夜、友人から届いたランダムなメッセージ。絶対無理!と一瞬思う。が、なんで無理なんだっけ?と天の声から質問返しが来た。

考えてみると、泳げなくはない(最後いつクロールしたか思い出せないけど)。高校生時代チャリ通してた(ロードバイク乗ったことないけど)。普段からリフレッシュ目的で走ってる(ノロノロペースだけど)。じゃあ、3種目一応できるじゃん。最初から無理って決めつけない方がよくないか?とまた天の声。頭の中ではけっこう悶々としたくせに友人には、「やる!トレーニング頑張る!」と調子よく返事をしていた。今思えば友人からのこのメールがなければトライアスロンとは無縁の人生を送っていたと思う。

本格的にトレーニングを始めたのが2月中旬。その時には先ほどの友人と5月の新島トライアスロン大会、しかもオリンピックディスタンス(OD)に申し込んでいた。合計51.5キロ。自転車も買ってないのに、本番まで3か月。今思えば大胆無謀過ぎる決断。大会が近づくにつれ、日々トレーニングの時間とともに増す不安・・。不安を忘れるためにひたすらトレーニングの予定を入れた。運よくGWがあったので、2週末連続で合宿に参加したりした。周囲からは「何を目指してるの?」と言われた。自分ではストイックでもなんでもなく、ただ不安に駆られて必死なだけ・・。不安が日に日に大きくなる中、今回は「記録より記憶に残るレースを!」を目標に、最悪途中リタイアしても元気に帰って来れればよしとしようとなかば開き直る・・。

不安をトレーニングの汗でごまかす日々であっという間に3か月が過ぎレース当日。新島は天気もよく、海も穏やか。よかった?と安心して一緒に出場した友人らとお菓子をパクパク食べながらスタートを待った。意外と緊張してない?緊張を通り過ぎて感覚がマヒしてるか?スタート直前にゲート前で待っていたら、ご本人も出場する青トラの吉野コーチが「頑張って!」と声をかけに来てくれました。どんなにうれしく励まされたことか!

新島のウェーブスタートは女性選手が一番最初にスタート。スタートのホーンとともにビーチをダッシュしてスイムスタート。前日練習で泳いだコースと同じだし、水温もちょうどいい。これは制限時間内で完走できるかも?そう思ったのもつかの間、一つ目のブイを周ったあたりで、首まわりに異変が。ウェットスーツのマジックテープをきつく締めすぎたかな、首が苦しい。息がしづらい・・。ウェットの首まわりのマジックテープをビリっとはがした。海水がウェットに大量流入。そりゃこうなるわな・・と心の中で一人ツッコミを入れる。それでも苦しい。息ができない。2ストローク毎に息継ぎを入れても息ができない!なんで・・・?もう無理・・。周りへの迷惑を承知の上平泳ぎを始める。2個目のブイを通過。息を整えようとしても顔に水をつけるとどうしても息ができない。もう泳げない・・・そう思って近くのライフセーバーに手を振った。すぐに来てくれたカヌーにつかまりつつ息を整える。遠くの砂浜に見える大会会場をぼーっと眺めつつ「ここでリタイアしたら金輪際トライアスロンの大会に出ることはないだろうな。てことは一生トライアスリートになれないってこと?」今まで指導、応援してくれたたくさんの人たちの顔が、励ましの言葉が頭の中をよぎる。ライフセーバーの人がジェットスキーのレスキューを呼ぼうとしてるのが見える。助かった、と頭の片隅で思った瞬間、なぜか、「ちょっと待って下さい。」そう言ってしまった。「もう少しだけ頑張ります。」もう一回だけ泳ぎ出してみて、それでも苦しかったらリタイアしよう。そう覚悟を決め泳ぎ出そうとしたら、ライフセーバーの方が「わかりました。カヌーでついて行きますね」そう言ってくれた。その言葉がとても心強かった。また息ができなくなったらまた助けてもらえる!よくも悪くも?超ポジティブ思考をもって再度泳ぎ出した。そしたらなんと思いのほかリラックスして泳げた!2周目の最後の方なんて気持ちよく泳げて調子にのってツービートキックしだしたらどんどん進んだ笑。ついにスイムアップ。時計を見たら36分ちょっと。あれ?意外と4時間の制限時間内に終われるんじゃない?

トランジションを終えて次はバイク。今まであまり外での練習ができなかったせいか、スイムで疲れてたせいか、思ったより全然進まない。脚が重い。風も強いしアップダウンも結構ある!と環境のせいにしてみる。どんどん抜かされていく・・・最後の方にはもう人もまばらになるくらいで、ここに来てまさかの孤独感と、制限時間への心配がマックスになる。そんな中の沿道の島民の皆さんが頑張れーと声をかけてくれたのがとても励みになりなんとか頑張れた。

一生終わらないんじゃないかと思うくらい長い長いバイクを終えてT2へ。そこにはすでにゴールした吉野コーチが。もう終わったんですか?!と声をかけるが世間話する暇もなく最後のランへ。ODを実際に体験するのも今回が初めて。バイクから降りて走り始めてみると、ひざが上がらない涙。脚が棒とはこのことか、と妙に納得。新島のコースはランの急坂が有名で、吉野コーチからは事前に坂でも歩かないで下さいと言われてたものの、がっつり歩きました(吉野コーチ、ごめんなさい)。坂が緩くなり始めた頃また走り始めたら、他の選手たちが見えてきた。孤独感は払拭されたものの、周回遅れだからまた焦り始める。一緒に来た友人ともすれ違いながらハイファイブをして励ましあった。仲間と一緒に来て本当に良かったと思える瞬間でした。ランコースの後半は下り坂。1周終えた頃にはすでにゴールした選手達がいる中で「2周目ランスタートは小笠原あきさん!」と場内で堂々アナウンスされちょっと恥ずかしい。一人で走りながら笑ってしまった。でもこれも励みになった。そしてそして・・・時計を見ると制限時間内でゴールが見えてきた。意外と地味な(失礼)新島トライアスロンのゴールゲートをくぐりフィニッシュ!ゴールそばで青トラの関口さんと友人が待ち受けてくれた。記録は3時間22分。当初の目標だった笑顔でゴールする!が達成できたので大満足。レースの内容は・・・完全に準備・実力不足。スイムもバイクも反省点がてんこ盛り。でもある意味本当に記憶に残るレースになりました。デビュー戦ということもあり、この新島大会は一生忘れません。次のレースはもっと「楽しく」完走できるように精進します!

トライアスロンは始めてみたいけど、ハードルが高い・・と思われがちですが、体を動かすことが好きなら是非チャレンジしてみてください!普段知り合う機会のない人たちと練習を通じて出会ったり、大自然の中で気持ちよくトレーニングできたり・・普段のトレーニングが楽しい!と思えるはずです。そしてなによりも旅する気分で大会に出られるのもトライアスロンの魅力です。今まで行ったことのない新しい土地で泳いで、漕いで、走って・・その後は特産物を食べて笑。自分の目で、足で、舌で、体全体でその土地を満喫できます。

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posted by 2019.06. 5 | 固定リンクメンバー

★バイク王こと邦幸の4度目の宮古島トライアスロン大会は「できるだけ楽に」大作戦★

★バイク王こと邦幸の4度目の宮古島トライアスロン大会は「できるだけ楽に」大作戦★

<はじめに>
おかげさまで今回で四回目の宮古島大会。
いつもは勢いと根性だけで挑戦しているのですが、今年は「らくらく完走」をスローガンに、色々な「作戦」を立てて臨みました。
結果的には、楽々とは行かず、今回も「大変」だったのですが、どんな作戦を立てたかなども含めてご紹介します。

<作戦>
同じことするなら「できるだけ楽に」をモットーに、以下の3つを実施。
1)楽に補給ができる方法を考える
2)「バイクパート」で、出来るだけ楽をする
3)ランは「省エネマイペース」を心がける

1)は、これまで「高カロリー」なエネルギーを半ば強制的に摂取して、途中で「気持ちが悪くなる」事がたびたび。
そこで、最近出てきた「胃腸にやさしい補給食」をレース前からローディングして、レース中の胃腸の負担を減らしました。
2)については、秘密兵器の「パワーメーター」を導入。
レース中に自分がどれくらい頑張って漕いでいるかを数値化して「頑張りすぎない」ようにコントロール
3)の省エネは、これも最近登場してきた「省エネシューズ」を導入し、スピードではなく楽な走りを心がけました

<レース>
当日の朝は土砂降りでしたが、しかし風が無く「スピード」は出しずらいけれど「一定ペース」でレースを進めるにはちょうどよい感じ。
朝の時点では気温も高くなく、うまくゆきそうな予感。
最初のスイムは、集団に引っ張ってもらうことも考えて中段からスタートするもののバトルがひどく、結構苦労しながらアップ。(1:04:09)
次のバイクで、秘密兵器のパワーメーターを見ながらライド。数値を見ながらだと自分の感覚がずれている(思った以上に踏んでいるなど)事がよくわかりとても良い感じ。
補給もいにやさしいモノにしたおかげで、いつもに比べて疲労も少なく、しかしそれなりのタイムでフィニッシュ(5:22:58)
バイクの調子が良かったこと、シューズが案外とスピードを出せた事もあり、ランの最初はかなりハイペースを刻む。
しかしこれは「マイペース」を完全に超過。
10kmくらいから早くもペースが落ちて、21kmの折り返し以降は気温が上昇してきたこともあり、気力も続かず半分くらい歩きました。
そしてヨレヨレになりながら、しかし周りの応援に背中を押され、何とか夕暮れになる直前くらいにゴール出来ました(5:03:10)

<結果と反省>
結果的には、スローガンの「らくらく」には遠く及ばずでしたが、しかし、これまでのベストタイムで完走できました。
反省点は、バイクで足がいつもより残っていたのを良いことに、ランの最初でペースを守らず飛ばしてしまったこと。
結果的に、これによって最後まで走り切る事ができなくなってしまいました。
しかし、補給に気を付けたこととBikeのパワーメーターを使ったことは大成功。
特にパワーメーターはあれほど役に立つとは思いませんでした。

<最後に>
こうやって色々な工夫ができて、それをレースで試せて、直ぐにリアルな結果を得る事ができるというところは、このスポーツの面白さだと思います。
そして、いくら作戦を立てても思い通りにならないことが沢山あって、それを気合や根性でなんとかしょうとしながら、でもなかなかしんどい。
でも、応援に励まされながら(仲間や島の応援は最高!!)、最後まであきらめずに頑張って、みんなそれぞれのゴールを迎える。
こんな体験ができる事も、トライアスロンの醍醐味だと思います。

そして、また来年も新しい作戦を立てて、あのきれいな海で泳いで、島の皆さんに応援してもらって、仲間と一緒にゴールを目指せたら最高です。
ありがとうございました。

★バイク王こと邦幸の4度目の宮古島トライアスロン大会は「できるだけ楽に」大作戦★

posted by 2019.05.13 | 固定リンクメンバー

★友子のリゾートトライアスロンの石垣島大会でシーズンイン!★結果はエイジ2位で9ポイントゲット!★翌日はヒルクライムに石垣島1周ライドを満喫!★エイジ日本選手権やワールドマスターズゲームも?!★

★友子のリゾートトライアスロンの石垣島大会でシーズンイン!★結果はエイジ2位で9ポイントゲット!★翌日はヒルクライムに石垣島1周ライドを満喫!★エイジ日本選手権やワールドマスターズゲームも?!★

4月21日、「石垣島トライアスロン大会2019」に出場しました。
トライアスロンを始めてから、今年で5シーズン目。
やっぱりシーズン初戦は、楽しくてきれいでおいしい場所に限ります。6月のロングに向けてモチベーションを上げようと、記録や順位は気にせずオリンピックディスタンス(OD)の距離をのんびり楽しむ目的で、この大会にエントリーしました。

石垣は「2019JTUエイジグループランキング対象大会」の初戦でもあるため、青トラにも日本選手権出場を目指して上位入賞を狙う本気モードが2人参戦です。それに加えて今年は、「ワールドマスターズゲームズ2021関西トライアスロン競技出場資格ポイント対象大会」という何だかとっても魅力的なタイトルも付いています。このワールドマスターズというのは面白そうなので、1ポイントでも獲得して出場資格を得ようと、レースの少し前に急遽目標を「1ポイント獲得」に格上げすることにしました。

レース前夜は、全員がアルコールなしで乾杯。(乾杯の後に飲んでいる人はいましたが。)本気モードのOさんは、みんなとお店にも行かず、コンビニで買って部屋で食べるとのことで、意気込みの違いを感じました。

レース当日。東京よりも日の出が遅く、まだ暗い中をみんなで出発。
スイムは湾内を2周回で、申請タイム順のウェーブスタート。私は第2ウェーブで、その中ではかなり上位のタイムらしいとの憶測から、張り切って先頭からスタートすることに。ビーチスタートだったので、浅瀬で連続いるか跳びを初めて披露してみました。ただ、クロールに切り替えた瞬間から妙に心拍が高い。いるか跳びって疲れるのかなと不思議に思いながら、2周目も懲りずにいるか跳びに挑戦。やっぱり妙に心拍が上がる。やり方の問題?いるか跳びをしなければ、もう少しタイムがよかった気がします。
バイクは、適度なアップダウンが続き、最後まで飽きないコース。以前はこういうアップダウンが苦手でしたが、今はむしろフラットな方が苦手。海は少ししか見えませんでしたが、走りごたえのあるコースでした。
ランは街中を走るフラットなコースで、青トラメンバーや友達をきょろきょろ探しながら走りました。どうも周りには本気で走っていないように見えるらしく、いつも「もっと真剣に走りなよ」とか「余裕そうだったね」などと言われて激しく反論するのですが、今回に限ってはその通りだなと少し反省。本気モードのYさんは「呼吸筋が苦しい」、Oさんは「すれ違っても目配せするくらいの余裕しかなかった」というさすがの発言。これくらい本気で走らないといけないんだと学びました。

ゴール後は、リザルトが気になって仕方ないポイント狙い組と合流。日本選手権を狙うYさんとOさんは予定通りのエイジ上位でポイントゲット。私と同じく1ポイントでも獲得してワールドマスターズの出場資格を目論んでいたSさんは、かなりの好タイムだったにも関わらず僅差でポイント獲得できず。ワールドマスターズの存在を教えてくれたのはSさんだったので、私だけ目標達成できて少し申し訳ない気分でした。

夜の打ち上げでは、たくさん飲んでたくさん食べて(一部の人は)たくさん踊って、しっかり石垣島の夜を楽しみ、翌朝6時にヒルクライムに行く約束をして解散。レース翌日の早朝からヒルクライムする物好きは3人しか集まりませんでしたが、スペシャルゲストA氏を交えた4人でいい汗を流し、前日のアルコールをきれいに放出しました。
朝食後は、石垣島(約)1周ライド。こんな合宿みたいなプランに乗ったのはたったの2人でしたが、天気にも恵まれ、いろんな名所を廻れました。自転車ってすごい。

公式リザルトによると、エイジ2位で9ポイントも獲得できました。ODでポイント取れたのは初めてで、今シーズン幸先のいいスタートが切れました。調子に乗ってこのまま日本選手権を目指そうかなとも一瞬思いましたが、まずはエントリー済みのロング(五島A、皆生?、佐渡A)に向けて全力を尽くしたいと思います。

(追記:ワールドマスターズの出場資格は、ポイント獲得が必須と思っていましたが、当局によるとまだ条件は流動的みたいです。)

★友子のリゾートトライアスロンの石垣島大会でシーズンイン!★結果はエイジ2位で9ポイントゲット!★翌日はヒルクライムに石垣島1周ライドを満喫!★エイジ日本選手権やワールドマスターズゲームも?!★

posted by 2019.05. 8 | 固定リンクメンバー

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