青山エイドステーション

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★JUNさんのケンズカップでスプリントデビュー!「バイクを制するものはトライアスロンを制する!?」★

★JUNさんのケンズカップでスプリントデビュー!「バイクを制するものはトライアスロンを制する!?」★

皆様、こんにちは!
会員番号42番のJUNです。

私ロードバイクが大好きで大好きで
毎朝、毎夕、自転車通勤、雨でもカッパ着て自転車通勤
乗らない日はないと言ってもいいくらいの自転車好きです(笑)

いきなりですがロードバイク乗りの皆さん!
あなたは既にトライアスロンの半分はクリアしてるも同然です!

ロード乗りの人って毎週末に1日で100km?200kmのロングライドなんてざらじゃないですか?
トライアスロンでのバイクパートはスプリントで20km、一般的なオリンピックディスタンスで40km、最長のアイアンマンですら180km。
あれれ?既に皆さんがいつも週末ライドやレースで走る距離よりも短くないですか?

オリンピックディスタンスのスイム1.5km、バイク40km、ラン10kmの各競技の距離を見ても
競技時間の半分はバイクに跨って走ってる時間なんです!

「バイク」はトライアスロンスタートの大きなハードルですが
すでにロードバイクをお持ちでバリバリ乗りこなしている皆様は
既にそのハードルを余裕でクリアしています!

これはそんなロードバイク乗りがトライアスロン(スプリント)に初挑戦したお話です。

-------------------

-レース当日-

レース会場に付くと「青山トライアスロン倶楽部」のテントが見える。
心強い「ベースキャンプ」だ。

先輩メンバーが既に来ていてくれて補給や給水のサポートをしてくれたり
受付の手順からトランジションのセットの仕方まで教えて頂き迷うことなく準備を進められた。
始めてのレース会場。一人だったらきっとあたふたしていたことだと思う。

メンバーと雑談しつつリラックスしていると
自分のウェーブスタートの呼び出しが掛りスイムスタート地点へ

ウェットスーツを着て待機していると隣にいたメンバーのMさんに
「JUNさんてウェットの姿だけ見てると凄いベテランに見える(笑)」と言われた。

そうです。私、体格だけはいいのでよく誤解されますが実は泳げません!(笑)
プールでもコーチに尻を叩かれつつひいこら言いながらどうにか時間いっぱい泳ぐといった感じです。

平然と落ち着いた顔のポーカーフェイスをしていましたがもう最初っから憂鬱でした。(泣)

スタート位置に付くとなんとプールの1レーンの隙間もないくらいのスペースに人が溢れている。
「えー!聞いてないよ!」と思っている間にどんどん人が後から入ってきて
スイムが不得意なくせに最前列でのスタートになってしまいました。

そうこうしてるうちにスタートの号砲。

案の定、嫌な予感的中!
泳ぎの速い人たちにどんどん上に乗られて押しつぶされる。

「うー、息できない!」
前に行かなきゃ!という思いと裏腹に
焦る気持ちで呼吸がうまくできず完全に過呼吸に。

「どうしよう!どうしよう!」と思っていると
コーチに言われた「苦しくなったら背泳ぎで休んでもいいよ!」という言葉を思いだす。
頭を上にしてしばし浮かんで息を整える。

「あー、天気いいなぁ…なんで俺こんな辛いことやってるんだろ…」
そんな思いが頭をよぎりリタイアという文字が頭に浮かび悪魔がささやく。

それと同時に「なんだ!ロード乗りって大したことないじゃん!って言われて悔しくないのか!?」
そんな天使の声が聞こえる。

悩んだ末出した結論は
「とりあえずどうにかして地上まで行くぞ!陸に上がればこっちのもんだ!」

…で、それはいいけどこの現状どうする?
しばし考える…閃いた!!

そうだ!過去にオリンピックでメダルを取った偉大な水泳選手が居た。
「鈴木大地!」その人の泳ぎは圧倒的な強さの「背泳ぎ」だった!

「ルールでやっちゃいけないって言われてないんだから背泳ぎだってOKだよね?」
かくして前代未聞の背泳ぎでスイムパートをこなす選手の誕生となりました(笑)

水を得た魚のように背泳ぎオンリーで第一ブイを目指す。
呼吸もずっと出来るし楽々!行ける!行けるぞ!

途中、ライフセーバーの人に「大丈夫?掴まる?」と言われたが
「いや、これ私のスイムスタイルなんで気にしないでください!(笑)」と言いつつ背泳ぎ続行。

他の人も「大変な奴が現れた!」と思ったのかコースを避けて抜いて行ってくれる。
ホント申し訳ありませんm(__)m

コースがあけばこっちのもので悠々と背泳ぎで第一ブイを回り
スイムフィニッシュ地点へ「背泳ぎ」で向かう私。

もうここまで来ると貫き通すしかないよね!
とばかりに「背泳ぎ」でスイムフィニッシュ!

スイムフィニッシュ地点には人もまばらで
もう誰も居ないだろうなぁ…と思いながらトボトボと陸に上がると

「ナイスファイト!ナイス背泳ぎ!(笑)後は好きにやっちゃって!」と某先輩の声が!

俺一人じゃない!こんな時まで待ってくれるなんて!
ちょっと感動!

ここで一気にやる気が復活!
しかし、お恥ずかしい話、この地点での順位は132人中129位くらい(笑)
残ってるバイクなんてほぼゼロです。(汗)

急いでトランジション地点へ向かい体を拭き
心機一転、この日の為に用意したTT仕様ヘルメットを被り
お気に入りのレース専用TTバイクを押しながらスタート地点へ

「ここが見せ所!じゃー、いっちょ行きますか!」
自分に気合を入れてバイクパートスタート。

陸に上がればっこっちのもんとばかりにガンガン加速する。

幸いスイムをかなり「背泳ぎ」でサボった?為か体が軽く
「これは全然余裕!」と感じたためトライアスロンでの節約走とはお世辞にも言えない
タイムトライアルレース向きの走り方に変更。

20キロくらいの「短距離バイク走」なら余裕で体は持つと確信し
35km/h…40km/h…45km/hとガンガン踏んで加速していく。

「すいませーん!右から行っきまーす!!!!」と大声で後方から叫びながら
猛スピードで横を抜いていく宇宙人ヘルメット(TT仕様)はさぞかし怖かっただろうと思う(汗)
何十台抜いただろうか…気づいたらあっという間にバイクパートの20キロは終了!

ランパートへ切り替える為にトランジションエリアへ向うと
バイクの台数を見ると「あれ?まだ半分くらいしかないじゃん?」

どうやら最後尾周辺から65人くらい抜いてきたようです^^;
どうにか「ロード乗りすげーな!」って言ってもらえる威厳は保てました(笑)

こうなっちゃうともう「自分のお仕事終了!」みたいな気分が漂い
後はランで走ってゴールするだけ!という感じで一気に気が楽になりマイペースでランを走っていると
バイクパートで途中で抜き去ったMさんの影が背後に…

「JUNさんバイクすっげー速いよ?!(笑)」と言ってくれるが
「いやいや、あなたのランの追い上げめっちゃ速いですやん!(笑)」

お互いに抜きつ抜かれつのデットヒートを繰り返し
Mさん、私の数秒差で連続フィニッシュ!(64位/132人中)

3競技バランスよく全部完璧に出来れば凄いに越したことはないけど
それぞれに得意不得意は必ずあるのが普通です。

バイクな得意な私に対してランが得意なMさん。必ず互いに見せ場がある!
得意な面はさらに磨き、対してわからない部分はお互いに教えあって補う。

「いやー、デットヒートで楽しかったね!」お互いに健闘を称えあう。
これぞトライアスロンの醍醐味!

Mさんに言われた
「JUNさんは青トラの鈴木大地だよ!(笑)それにバイクパートの追い上げはやっぱ凄い!
記録よりも記憶に残るアスリートって格好いいよ!」

「トライアスロンやって良かった。俺、この人たちともっと上を目指していきたい!」
そう思えた瞬間だった。

-------------------

以上、ロードバイク乗りの初トライアスロン挑戦編でした!

お話しましたように私はスイムは得意ではないのですが
もし同じように「ロードバイクは乗れてトライアスロンに興味はあるけどスイムやランはからっきしダメだから…」
と躊躇してるあなた!ご安心ください!

青山トライアスロンのレッスンは3種目満遍なく開催されていますので
「バイクは自分で出来るけどスイムやランだけは徹底してやりたい!」という
レッスンクラスを選択しての参加もOKです!

もちろん、バランス良く万遍なく全てのレッスンに参加して学びたい!というのもOK!

それ以外にもロングライドイベントやオーシャンスイム&バーベキューと
毎週、毎月と様々なイベントが開催されていますので
「お決まりのパターン練習で飽きちゃった!」とは言わせませんよ!

「いつもサイクリングロード一人で走ってるけど仲間が欲しいなぁ…」でもOK!
「ロードレースも色々やってきたけどそろそろ違った変化が欲しいなぁ…」でもOK!

ここだけの話、意外に自転車出身のトライアスリートって少ないんですよ!^^;
そんな世界に既にバイクにガンガン乗れる人が来るってことはいきなりスーパーマン登場!みたいなもんです。
今こそあなたの力が必要なんです!I NEED YOU! I WANT YOU!(笑)

自転車乗りの皆さんの体験参加お待ちしてます!

★JUNさんのケンズカップでスプリントデビュー!「バイクを制するものはトライアスロンを制する!?」★

posted by 2011.06. 8 | 固定リンクメンバー

★「もりもり」の華麗なる?!トライアスロンデビューまでの道のり★

★「もりもり」の華麗なる?!トライアスロンデビューまでの道のり★

会員番号80番 もりです。

皆さんは「トライアスロン」って聞くとどんなイメージが沸きますか?

「苛酷そう」、「バイクとかお金かかるんじゃない?」、「何で3種目もするの?」・・・
あまり良いイメージではないかもしれませんね。私も最初はそんな印象でしたが、いざ始めてみると全く逆、正直驚きでした。そこで、今回は皆さんが抱いているネガティブイメージ払拭キャンペーンということで私の体験記をお話させていただきたいと思います。

―4月体験レッスン
世間一般では新年度が始まる4月。3月で終了した料理教室の次に何か新しいことを始めようと、前から気になっていた青山トライアスロン倶楽部の無料体験レッスンに。練習終了後、反省会に参加すると、みんな面白くてすげぇ楽しい!どちらかというと倶楽部のファンになり入会を決意。せっかくだからと言って、締切が迫った5月のレースエントリーも薦められる。「最悪、欠場してもいいやん」。そう言われ、勢いでエントリー。勿論、この時点はレースに出る度胸など全くなかった…


―練習1日目 茅ヶ崎アクアスロン
GW最終日、初レッスンで茅ヶ崎アクアスロンに参加。殆どのメンバーが自前ウェット持参の中、私はレンタルで済ます。いざウェット着用で海に入ると凄い浮力!安心して初ウェットスイムを経験。ただ、ゴーグルを忘れてしまったので目はとっても塩っぱかった…(皆さん、ゴーグルはお忘れなく!)

練習後半はアクアスロンの練習で750mスイムの後、急いでウェットを脱ぎ靴を履いて5kmラン。実は5km走るのは半年振りだったので、レッスン初日としてはさすがにハードな練習でした。

ちなみに、練習終了後のBBQで「ゴーグルなしで泳いでた人ですね?トライアスロンの経験者なんですか?」との声掛けに「勿論です」と目を合わせずに答える私。魂胆は特にないが、「あいつはできる…」そう思わせておこうと。


―練習2日目 神宮外苑ラン
この日はあいにくの雨、練習は…けっ、決行ですか!?屋内ストレッチの後、ウォーミングアップ含め約8kmを走る。途中コーチから頂いたアドバイス通り、フォームを修正すると体が前に押し出されるように楽に走れる!「コーチ、ありがとうございます!!」天候が悪い日はどうしてもレッスン参加者が少なくなりがちですが、その分コーチに指導いただける時間も多くなります。そう、雨の日のレッスンも(こそ)実はお薦めなんです!

そしてこの日の練習後も反省会へ。そこで伊豆CSC合宿の話を聞き、「参加させてください!」と即答。ロードバイカーの聖地(それだけ苛酷なコース)とも知らずに勢いで参加することに。


―練習3日目 伊豆CSC
ロードバイクと一式(ヘルメット、ビンディングシューズ)を持っていない私は、参加者で唯一バイクとヘルメットをレンタル。ロードバイク未経験の私はブレーキやギアチェンジのやり方といった基礎から教わり1周5kmのコースをロードバイクでひたすら滑走。途中、コーナリングフォームの撮影を行った。

夕食後、酒を飲みながら、撮影したフォームを観賞する。私以外のメンバーの颯爽としたコーナリング。それに対し、ランニングウェア、ランニングシューズの出で立ちの私はとにかく格好悪く、「スロー再生してます?」と聞いてしまうくらいスピードがない。しかし、ロードバイクを経験できたので収穫十分。そして何より3種目レッスン制覇達成!!

以下、深夜飲みながらの会話
代表「エントリーしたレースに出ちゃえば?3種目練習したから大丈夫でしょ?」
私「え、いや、バイクないし、ヘルメットもないし、ウェットも持ってないし…」
皆「レンタルすりゃええやん」
私「おっ!そうか!出ちゃいますか!!」

ということで、1週間後に迫ったトライアスロンレースへの参戦をここで決意。改めて乾杯!伊豆の夜はまだまだ長い。。


―レース前1週間
ランレッスンに1度参加し、自主練でも1度だけ5km走る。後は呑んだくれの日々。


―レース当日(スタート前)
水着とバイク・ラン時の上下ウェアとランニングシューズは私物で、ウェット・バイク・ヘルメットはレンタル品で揃える。今回はビンディングシューズでのバイクライドは諦めてランニングシューズで参戦(多分出場者で私だけ?)。

当日はメンバーのみんなにとってもお世話になりました。
 ・トランジション(着替え)のコツを教えてもらう。
 ・コースの下見に連れて行ってもらう
 ・レース用のドリンクボトル(ドリンク込!)貸してもらう
 ・ウェットスーツ着用を、2人に手伝ってもらう
 ・「今回はゴーグル持ってきた!?」と声を掛けてもらい緊張をほぐしてもらう


そしていよいよスタート時間が迫ってきた…


―レーススタート
<スイム>
750mを自分のペースで泳ぎきる。ここで順位はほぼ真ん中。応援に駆けつけていたメンバーから掛け声を貰いやる気回復!

<スイム---バイクトランジション>
ウェットを脱ぐのに悶えるも、なんとか脱ぐことに成功!
ただし、ウェットの下にウェアを着ていなかった分、ここでウェアを着用(ちなみに上はゴルフウェア)

<バイク>
トランジションでタイムロスながらもスタート。前半10kmは応援に手を振ったり掛け声に答えたりと余裕綽々。しかし、ビンディング無しのハンデもあり順位を落とし次の種目へつなげる。

<バイク---ラントランジション>
バイクからランニングシューズを履いていたのでプロ級のトランジションタイムでランへ

<ラン>
スイム・バイクで体力を消耗していたこともあり足が思うように前に出ない。しかし、自分のペースを維持して走る。エイドで水と思って貰ったドリンクを頭にかけて途中凹むも周りの応援に背をおされる。そして5kmを22分台で走り切り、感動のゴーーーーール!!!



先にゴールして待っていたメンバーとハイタッチ!!この爽快感・達成感は…「超気持ちイイ!」(パクリ)。ただし、限界に達していた尿意には勝てず、感動を共有するのもつかの間、トイレにダッシュ(レース以上にハイスピードでトイレに走っていったともっぱらの噂)。


コーチ、青山トライアスロン倶楽部のスタッフ、そしてメンバー。周りの大勢の人にサポートいただきながらの激動の2週間でした。

ここで皆さんが思い浮かべたトライアスロンのイメージを振り返って見ましょう
「苛酷そう」
もちろんレースの距離が長くなれば、苛酷さは増すでしょう。ですが、今回私が参戦したスプリント(スイム750m バイク20km ラン5km)は1時間20分程でゴールできます。この距離だとフルマラソンの方がよっぽど苛酷だと思いますよ

「バイクとかお金かかるんじゃない?」
バイクはピンキリですね。いいものは100万円以上しますし。ですが、青山トライアスロン倶楽部で販売しているスターターキットなら、バイクにウェット、トライスーツ、バイクジャージなどがついて、約16万円ととってもお得です。もし道具をじっくり悩みたい方は、私のようにレンタルでレースに出ることも可能ですよ。

「何で3種目もするの」
3種目あるからこそ楽しいんだと思います。1種目を黙々と練習するとどうしても飽きてしまいますから。青山トライアスロンのレッスンは3種目満遍なく開催されています。それ以外にも効果があると思われるトレーニングメニューがさまざまです。私も入部以来、より体が引き締まって、より健康的になりました。いいこと尽くめですよ!


さぁ、この体験記を読んでトライアスロンに興味をもたれた方は是非無料体験レッスンにお越しください。楽しく、素敵なメンバーがお待ちしております。

今月のスケジュールはこちらです!

★「もりもり」の華麗なる?!トライアスロンデビューまでの道のり★

posted by 2011.06. 4 | 固定リンクメンバー

★りえってぃの「ホノルルトライアスロン記」★青山トライアスロン倶楽部の美女2人がウェットなしで見事フィニッシュ!★

★りえってぃの「ホノルルトライアスロン記」★青山トライアスロン倶楽部の美女2人がウェットなしで見事フィニッシュ!★

 「ジャンケンポン!!」
 「おめでとうございます。ステージの方へどうぞ。」

トライアスロン総合博覧会で、白戸太郎さんとのジャンケン大会に勝ち残り、
アスロニア様から「ホノルルトライアスロンエントリー権」をプレゼントして頂きました
会員No31のりえってぃです。

昨年10月から青山トライアスロン倶楽部に入会し練習を始めて、まさか半年で石垣島に続きホノルルにまで出場することになるなんて。。。夢のよう。
と浮かれていたのもつかの間、厳しい現実が。
ホノルル大会は水温が高くなることが予想されるため、スイム時のウエットスーツ着用を推奨していないとのこと。
さらに水温25.6℃を上回れば着用不可に。
ウエットなしで1.5Kmを泳ぐなんて。。。
(着用してもよいのだが、自分の性格からしてそれが出来ない事はわかっていた。)

とにかく大会までスイム練習を頑張ろう!!
溺れなければ何とかなる。


5月13日

出発当日。あらかじめ空港のABCに送っておいたバイクポーターを受け取り、搭乗手続き。
今回は23kg×2個まで預けることができる。
(バイクポーター18Kg,スーツケース15Kgだった)
空港で知り合ったツアー参加の女性達とお食事&生ビールで早くもリラックス。(皆明るくて気さくでした)

ホノルル時間午前中到着。飛行機であまり眠ることが出来ずショボショボしながらツアーバスでホテルへ。チエックイン後、運よくすぐ部屋に入れたので仮眠。

昼過ぎ、近くでガーリックシュリンプの食事。パスポートのコピーではビールを販売してもらえずガックリ。
その後道に迷いながら、青トラメンバーヨッシーに教えてもらっていたトライアスロンショップ「IT&B」へ。
中はホノトラに出る日本人でいっぱいだった。
カッコイイバイクジャージやオリジナルグッズもたくさんあった。
補給食などを買い込みホテルへ戻る。

ホテルの部屋に戻るとバイクポーターが運びこまれていた。
ツアー参加者はホテルの中庭でバイクメンテナンスをしてもらえるので、バイクを組み立て中庭へ。
メンテナンス後はホテルの外を走ってみた。
道がよくわからないのと、右側通行に慣れていないため不安になりホテルの周りを軽く一周して終了。

夕食はバスとタクシーを乗り継ぎ、ワードセンターの近くにある朝日グリルの「オックステールスープ」を食べに。パクチーと牛テールがたっぷり浮かんだスープはさっぱりしていて元気になる。

その晩、ホテルのバスタブで眠りこけてしまい、お湯を飲んで目が覚めた。
危機一髪。大会前に風呂で溺れるなんて笑えない。


5月14日

大会前日。ツアーオプションの「直前クリニック&コース下見」へ。
それぞれのバイクで集団走行。右側走行にまだ緊張感はあるものの、人と一緒だと安心。
大会会場のアラモアナビーチに到着。天気もよく、空と海は青く最高の気分。
2チームに分かれ、スイム練習。
海水は透明度高く、日本の海よりしょっぱい感じがした。
なんとなく浮く感じだったのでほっとする。
その後トランジッション練習。昼間の日差しは相当強いらしく日焼け止めをよく塗れなかった肩をものすごく焼いてしまう。
昼食の後は、13時から日本語での大会説明会に参加。
その後、大会受付、バイクチェックイン、ナンバリング(初めてスタンプだった)をそれぞれ行う。
気温が高いため、パンクの可能性があるのでタイヤの空気は抜いて帰ることに。
それからツアーバスに乗り込み明日のコースの下見。
バイクコースは
アラモアナブールバード → ニミッツハイウエイ → カメハメハハイウェイをホノルル空港方面へ。
空港を過ぎてパールハーバーのゲート手前でUターン、さらにラグーンドライブで海沿いの風が気持ち良いルートを走り、再びカメハメハ、ニミッツと経てアラモアナに戻る。
ランコースは
ホノルルの代表的な3つの公園を走り抜ける。マジックアイランドのトランジションをスタートし、ケワロ湾 → カカアコ・ウォーターフロントパークまで行き、折り返す。
ワイキキの街並みとダイアモンドヘッドを前方に眺めながらアラモアナ公園を目指し、最後はマジックアイランドを1周、青い海と緑の公園をバックに、最高のロケーションでフィニッシュ。
明日はどんな気持ちでここを走るのだろう。

夕方ホテルに戻り、今日一日の団体行動ですっかり打ち解けたツアーメンバーと夕食へ。
何度もホノルルマラソンに出場している通称「夜のリーダー」の後をぞろぞろとついて街中を歩く、手足にナンバリングした集団は異様だった。
マリオットホテル1Fのイタリアンでパスタやピザをシェアしながら、それぞれの思いを熱く語りあった。

21時ホテルの部屋に予約していたロミロミマッサージのお姉さんが。力加減がちょうどよく、うとうとしてしまう。
「明日は大会頑張ってくださいね。」と優しく声をかけて頂き嬉しかった。


5月15日

大会当日。朝3時半にモーニングコール。こんな時間に起きることはめったにない。
ツナサンドとカップケーキの朝食を済ませ、4時にロビー集合。
バスで会場へ。早速トランジッションエリアで道具の準備。そこで事件が。。。
タイヤに空気を入れている最中「パーン」と大きな音が。
どうやらチューブを破裂させてしまったらしい。頭の中は真っ白。
近くにいらした日本人選手がIT&B(初日に訪れたトライアスロンショップ)のブースが会場にあることを教えて下さる。
泣きそうな顔でバイクを運ぶ。
ブースにいらっしゃった佐藤さんという男性がものの数分でチューブを交換。
「もう大丈夫です。安心して走って下さい!!」
佐藤さんありがとうございました。恩人です。

その頃、青トラメンバーの直子ちゃんはバイクシューズをホテルに忘れてしまったらしく、
お友達がシューズをもって会場に向かっているらしい。
大会ってスタートまでも本当に色んなことがあるなぁ。

さて、直子ちゃんのバイクシューズも無事届いたので気を取り直してスイムの試泳。
まだ外は薄暗いが、空も海もネイビーブルーで美しい。
もうすぐスタートだ。緊張してくる。

6時、ウエーブスタートでまず男子がスタート。
青山トライアスロン倶楽部の練習に参加してくれていた、北川弘美ちゃんを発見!
3人で「頑張ろうね!!」と声をかけあう。3人共ウエットは着ていない。

<SWIM1.5km>
6時6分スタート。スタートの合図はピストル音だった。
砂浜から走りだし入水。女子だけのせいかバトルは激しくない。
コースは一直線に並んだブイに沿って沖まで泳いで最後のブイでまた一直線に折り返す。
スタートとゴールの場所が少しずれているのでやや三角形のコースだ。
時々ウェットを着ていないことを思い出しドキドキするが、楽しむことに集中。
私の前に直子ちゃん、弘美ちゃんも頑張っている。
だんだんリラックスしてきて折り返してからは、聞きかじりのTI風!?(笑)スイムも実践。
頭を深く沈めて泳ぐと足が浮いていい感じ。
最後は心から楽しんで泳いでいた。

<BIKE40Km>
トランジッションで足についた砂を落とす。
乗車ラインまで近かったので楽だった。
コースはほぼフラット&直線。まだ右側走行に違和感はあるが32Kmから35Kmで走る。
途中小石などが落ちていたり、突起しているところもあるので注意する。
昨日の競技説明会でパンクは運と日頃の行いもあるというから途中何度か神様にお願いした。
そしてハイウェイに入ると気持ちよくなりある挑戦を。
今までドリンクホルダーとして利用していたDHバーを初めて握ることに成功(笑)
途中では何度か直子ちゃん、弘美ちゃんと合流。
お互いに「ファイト-!!」と声をかけあう。よきライバルだ。
バイクも終盤、ランで飛ばせない私はありったけの力でこぎ続ける。
外国人女性選手が背後から「Good Job!!」と声をかけてくる。
ガッツポーズでそれに応える。
最高の気分でバイクフィニィッシュ。

<RUN10Km>
かなり足が重い。やたら前ももが張っている。最後まで走れるのだろうか。
日頃のコーチの教えを思いだし、重心を前に、自然に足を前にだし、最初は歩幅を小さく進む。
あまり進んでいる感覚はないのだが、景色や足元は公園、海岸、芝生と変わっていく。
エイドステーションは割とこまめにあり、水とゲータレード(スポーツドリンク)がある。
初めてゲータレードを飲んでみた、「うっ!!」あまりなじみのない味に驚く。
だんだん日差しも強くなって暑いのでエイドのたびに頭から水をかぶる。
応援の人に「もう少しだ」と言われるのだが、あとどれ位かわからない。
マイル表示の看板もでてくるが、「1マイルって何キロだったっけ?」とぼんやり考える。
公園では気持よさそうにベンチで寝ているオジさんの横を走る。
あまりの状況の違いに「私達、何でこんなに走っているんだろう?」と一瞬思う。
とりあえず目標タイム2時間50分を意識して走る。
河原コーチに教わった「ゲッツ」や「ベロだし」などもやりながら(見てる人は怖かっただろう)ギリギリ出せるスピードでゆく。
後ろからきた直子ちゃんが軽快に走り去ってゆく(すごいなあ)
ついてゆきたいけどついてゆけない。
でも本当にあと少しっぽいし、時計をみたら目標タイムで行けそうな感じ。
とにかく限界までやろう。

ゴールが見えてきた。テンションあがり最後の力を振り絞る。
「やったぁ。ゴールだ!!」目標タイム達成。
完走メダルを首にかけられる。
直子ちゃんも無事にゴール。
3人で記念撮影。2人共ありがとう。

その晩の完走パーティはハードロックカフェで盛大に。
ツアーメンバー達も無事完走できて、大いに盛り上がる。
大会初めての人、2年ぶりに復活の人、ウルトラマラソンに17回も出ている人、
今回バイクの途中頭から転倒したのに最後まで頑張ってゴールした人など、
面白く興味深い方々の体験談が聞けてとても為になった。
トライアスロンを通じて世界が広がっていくような感じだった。

記録よりも記憶に残る大会だった。

そして最後に応援して下さった皆様、お世話になったたくさんの方々、心からありがとうございました。
これからアイアンマンを目指してまだまだ旅は続いてゆきます。

★りえってぃの「ホノルルトライアスロン記」★青山トライアスロン倶楽部の美女2人がウェットなしで見事フィニッシュ!★

posted by 2011.05.30 | 固定リンクメンバー

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