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会員番号108の中澤 隆(視覚障害)です。
WPE(世界パラトライアスロンイベント)グランドファイナル大会シカゴが終了し、今シーズンの世界ランキングが7位となったので、振り返りと今後の目標を報告します。
3月 オーストラリアのサンシャインコースト大会 2位
ガイドは青トラ代表の関口さんでした。関口さんとは始めて、タンデムバイクのペダルにバイクシューズを付けた状態から走り始めました。本番では上手くいったのでトランジッションの時間が短縮できました。
5月 横浜大会(エリートパラトライアスロン) 3位
ガイドは青トラコーチの原田さんでした。原田さんとは毎年横浜大会に出場していて、今年で4回目になります。この大会では自己ベストの1時間11分でフィニッシュすることができました!!!
8月 フィリピンのスービックベイ大会 1位
ガイドはトータルイマージョンコーチの吉野さんでした。この大会では水温が高いためウエットスーツ無しで泳ぎました。事前に準備していたゼッケンベルトを上手く付けられ良かったです。吉野さんとは全部が始めてで緊張感のある大会でした。
9月 アメリカのシカゴ グランドファイナル大会 8位
ガイドは青トラコーチの原田さんでした。昨年のグランドファイナル大会ではビリだったので、今年はビリを逃れることを目標にしていました。結果は何とかギリギリ、ビリでは無くゴールできました。
国内の大会
5月 横浜大会(オープンパラトライアスロン) 3位
ガイドは青トラ会員の高瀬さんでした。高瀬さんとは、何度かオープンウォータ練習会やアクアスロン大会に出場した事があるので安心していました。しかし、タンデムバイクは始めてだったのでバイクパートでは緊張して乗っていました。
7月 レイクハマナ大会(静岡県)
ガイドは青トラ会員の高瀬さんでした。静岡県は自分のスポンサーの地元なので出場しました。横浜に続いて2回目だったので、前回の記録より短縮することを目標にしていました。結果は記録を縮むことができました。
8月 湘南オープンウォーター
ガイドはのびのびハリキュウ治療院の白石さんと、青トラ会員の沼田真清さんでした。2,5kmを泳ぐのでガイドを2人にしました。3年前には1時間10分ぐらい掛かっていたのが、50分ぐらいで泳ぐことができました。普段スイムのフォームを見て頂いてる白石さんのおかげだと思っています
今後の出場予定
10月 八景島シーサイドトライアスロン
ガイドは青トラ会員の高瀬さんの予定です。ロタブルートライアスロンに出場するのでその練習なればと思い出場します。
11月 ロタブルートライアスロン(ミドル)
ガイドは青トラ代表の関口さんの予定です。始めてのミドルなのでいろいろと準備して行きたいと思います。
11月 つくばマラソン
ガイドは伴走クラブの方。目標は3時間30分です
今シーズンは、世界大会に4回、国内大会に3回、そして後3つ大会があります。どの大会もガイドさんが居ないと自分は参加できません。ガイドをして頂いた方、また応援して頂いてる会員様、本当にありがとうございます。
もともと速くなるように日々練習して行き、世界に通用する選手になります!!!
昨日より今日、今日より明日、36歳 中澤 隆 進化中です
今回無事に佐渡国際トライアスロンを完走することが出来ましたので、
そのレポートと、ロング出場に向けた準備について書こうと思います。
私は今年、ロングの大会に出場することを目標にしていました。
最初のロング出場は6月の長崎五島(バラモンキング)で、佐渡は2戦目でした。
今回の佐渡に向けては、初のロングレースで大分緊張して臨んだバラモン以降2ヶ月間レースもなく、
中弛みして練習が不足することが予想されたので、予めトライアスロンの合宿に2つ申し込んでおきました。
いずれも2泊3日の内容で、朝からみっちり指導してもらえますし、
特にバイクは長距離の練習ができるので、佐渡に向けての自信になりました。
他にも、大会の1週間前までは、2日に一度くらいのペースで、短い距離ながらもコンスタントに走るようにしていました。
青トラの練習(朝スイム、バイク、ラン)にも参加しました。
1人の時は、息が上がらないくらいの練習しかできないので、青トラの練習で皆さんに交じって行う強化練習は、効果的でした。
合宿も、普段の練習でも、いつも大好きな人達と楽しい思いばかりしていましたが、
今改めて書いてみると、私なりに出来る準備はしていたように思います。
こうして、佐渡のレース当日には、トラブルさえなければ完走できるくらいの自信と、
良い緊張(不安とかではなく)とワクワクした気持ちを持って、スタートすることが出来ました。
レースは、苦手なスイムアップ時点の757位(927人中)から、バイクで592位、
ランで346位と徐々に順位を上げていくことができ、これはスイムが速い人には味わえない気分の良さなのですが、
そうは言ってもスイムのタイムはもう少しどうにかしたいところです。
スイムの途中(1周回終わった時)には、友人とトイレのタイミングについて話し合い、和みました。
バイクは、キツイ坂が2か所あると認識していましたが、
いずれも合宿等で練習した坂に比べればさもない坂に思えました(これは同じ合宿に参加した友人も同意見でした)。
心配していたパンクもなく、景色を楽しみながら気持ち良く走り終えることが出来ました。
佐渡に向けて準備したDHバーの効果も大きかったです。これは練習しておいて本当に良かったです。
因みに私は補給食にはドライフルーツとか干し芋を食べています。
これと、ボトルに詰めたウィダーインゼリー(4個×ボトル2本)と、エイドの食料を少し補って丁度良い感じでした。
ランでは、バイクの途中から降り出した雨で、暑さよりも寒さと足元の悪さが気になりました。
私は体調を崩すこともなく走り終えることが出来ましたが、体調(足やお腹)を崩して歩かざるを得ない場合には、
とても辛いコンディションだったと思います。
ビショビショになりながら走っていると、仲間に会えばもちろんですが、他の選手やスタッフの皆さん、
応援して下さる方とも何とも言えない繋がりを感じました。
ゴール前には、寒い中、先にゴールした青トラの皆さんが待っていてくれて、すごく嬉しかったです。
お調子者の私はここで元気を盛り返して、笑顔でゴールが出来ました。
レース前後も含めて、皆さんと一緒に佐渡に参加出来て、とても心強く、終始楽しむことが出来ました。
ありがとうございました。
レース結果ですが、エイジで2位に入賞することが出来ました。
入賞はエイジの出場者数が少ないことが最大の勝因な訳ですが、丈夫な身体と時の運に感謝して、とにかく無事に完走できたことを喜びたいと思います。
1年の間にこういったイベントがあることで、途中の不安な気持ちも含めて、準備の段階から長く楽しむことが出来ました。
トライアスロンを続けるには、いろいろ調整事も必要ですが、今後も上手く折り合いをつけながら、
気楽に、長く続けていければと思っています。
皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。
トライアスロンデビューは2年前。
2013年のホノルルトライアスロンで30歳の節目の記念に、一度きりと思ってチャレンジしました。が、ゴールした瞬間の達成感と楽しさで、今までにないほど充実した経験をしてしまい…もう一度味わいたい!と続行を決意。 一度きりと思っていたのでバイクはレンタルで出ましたが、帰国してマイバイクを購入。
翌年にはセントレアIRONMAN70.3でミドルデビュー。
オリンピックディスタンスとはまた違う達成感で自信に繋がりました。
そして3年目。
トライアスロンを通じてたくさんの素敵な出会いがあり、そのパワフルな仲間たちの勢いに乗って2015年はIRONMAN JAPANにチャレンジしよう!と決意。
みんなが一緒なら、日本開催も最後かも?しれないし、こんなチャンスはない!と自分に言い聞かせて、「一度きりの記念に」と思ってエントリーしたのが2月のこと。
それからというもの、常に8月23日のことを考えていました。
考えてはいたものの、体調を崩してしまったり、思うようにトレーニングができずに気持ちばかりが焦っていましたが、仲間たちが頑張る姿に刺激をもらって、私も動き出さなくちゃ!と思い、スクールを検索。
トライアスロンのスクールは早朝レッスンが多い中、私の生活スタイルでは平日の朝レッスンは難しく、夜に通えるところを探していたところ、「青山トライアスロン倶楽部」に出会い、5月に駆け込みました。
青トラは、朝も夜も土日もトレーニングがあり、フレキシブルに参加できるのが自分の生活スタイルに合っていて良かったです。アイアンマンに挑戦することを伝えると、コーチからレースに向けたご指導を頂けたり、ベテランの皆さま方からもアドバイスを頂きました。
基本的に平日の夜スイムのレッスンに参加させて頂き、休みの日はラン、バイクに充てました。
そして迎えた、2015年8月23日 ?IRONMAN JAPAN
5月に青トラの仲間入りをさせて頂いてから、限られた時間ではありましたが、やれるだけのことはやってきた!そんなことを思ったら、スタート前に洞爺湖に昇ってくる朝日を眺めながら涙が出てきました。
アイアンマンレースはスタートラインに立つことが素晴らしいことだ、と聞きますが、振り返ると、まさにそのとおりだと思いました。ここに来るまでの道のりにとても意味があったと思いました。
<SWIM>
湖を泳ぐのは初めてで、浮かないとか、洞爺湖は水深が深いから怖いとか、様々な評判を聞いていましたが、波がなく穏やかで、透明度も高く、いつも青トラのレッスンで泳ぐ長水路を泳いでいる感覚で、とても気持ちよく泳ぐことができました。
過去に2度過呼吸になった経験があり、不安はありましたが、これまでのスイム練を思い出して、落ち着いて順調にスイムアップ。
<BIKE>
3種目のうち、1番苦手でありながら、今回はコースが変わったということで色々な情報が飛び交い、ますます不安は募るばかり。
練習ではとにかく登りを多く取り入れてトレーニングをしてきました。
バイク序盤から内臓に異変が起こり、早くもロングの洗礼を受けてしまいました。
そして、噂通りの果てしなくアップダウンの続くコース。
後半は制限時間との闘いでした。
過酷なコースに加え、容赦なく降り出す雨に何度も心が折れそうになりましたが、とにかく諦めずに前へ!とがむしゃらに漕ぎ続け...なんとかランへ繋げることができました。
<RUN>
走れる嬉しさからか、想像以上に足が軽く走り出せました。
とはいっても、初めからひたすら登り。足を使いすぎないように、と歩いたり、走ったり、繰り返し。
間もなく、日も暮れ始め、気温も下がり、寒気が襲ってきました。
内臓も不調のまま思うように補給もできず、後半は足も攣り始めたり、と1番好きなランでしたが、苦しかったです。それでも、ゴールを目指して一歩一歩進み続けました。
ゴール会場が近づき、仲間の顔が見えると、苦しさなどすっかり忘れていました。
そして、フィニッシュの瞬間は、「感謝」の気持ちでいっぱいでした。
もちろん、走りきった達成感もありましたが、本当に一人だけの力でのゴールではないことを実感しました。
このチャレンジに際して、本当にたくさんの方々に支えてもらいました。
挑戦のきっかけをくれた仲間、一緒にトレーニングして共に挑戦した仲間、ご指導頂いたコーチ、
応援してくれた仲間・友達、理解ある職場、体のメンテナンスをしてくれる先生、いつも支えてくれる家族、そして、素晴らしい舞台を用意してくださったIRONMAN JAPANに感謝の気持ちでいっぱいです。
「一度きりの記念」のアイアンマンではありましたが…私のRoad to IRONMANはまだ続いているのかな?