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★仁さんの大田原マラソンでサブ3達成!トライアスロンの練習成果の結果★ポンポン走法が役立った★

★仁さんの大田原マラソンでサブ3達成!トライアスロンの練習成果の結果★ポンポン走法が役立った★

2時間56分48秒(グロスタイム)。
40歳の誕生日を迎えて直後、11月の大田原マラソンにおけるフルマラソンの記録です。ちょうど一年前に青トラに入会し、この一年での成長は青トラでのトレーニングの成果であり、この一年間で経験した数々のトライアスロンレースの中でトライアスリートとして心身ともに鍛錬できたことに拠るものと確信しています。また特に今回のフルマラソンでは、青トラコーチ陣からインプットを受けた至極の格言「足が止まったら使える筋肉を探して走れ!」というトライアスロンの基礎を実践できたことが最大の記録向上の要因であったように思っています。

思い返せば自分のトライアスロンデビューは2011年9月の横浜におけるオリンピックディスタンスでした。右も左も分からないままエントリーしてしまい、「ドラフティング禁止」といった基礎用語すら理解できないままレースに参加しました。レース中、ブルーの鮮やかなユニフォームを身に纏い、猛暑のレースの最中競技者同士で励まし合い、沿道から一際大きな声援を浴びる一団に興味を持ち、それが青山トライアスロン倶楽部であることを知ってすぐさま入会することを決めました。

入会直後に周囲の志高いメンバーさんからの大いなる刺激を受けて、無謀であると認識しつつも4月の宮古島他、多くのレースをエントリーしてしまいました。(結果何とか無難に消化できましたが)以下が2012年の私のトライアスロンのレースの履歴です。
4月:館山、宮古島
6月:日産カップ、Ironman常滑
7月:館山
8月:珠洲
9月:横浜

ロング1回、ミドル2回、ODを4回。普段からラン以外にスイム、バイクの練習を適度に織り込んでいく
必要があったため、ストイックに黙々と走り込みを行う純ランナーの練習メニューとは大きく異なっていた
のだと思います。結果として、体全体の筋肉や心肺機能がバランスよく成長できたのではないかと
思います。

当日は気温8度、気にならない程度の小雨が降っており、マラソンには最高のコンディションでした。
10列ぐらいの陸連登録者の後に2時間45分以内のランナーが5列ぐらいで並び、その後に3時間以内のランナー集団が並びます。自分も図々しくサブスリーランナーの中に紛れ込んでスタート。
大田原の陸上競技場を一周して外に出るコースでしたが、最初の1kmの混雑ぶりは想定外でした。最初の入りの1kmは4分45秒、42.195kmの中で最も遅い1kmとなっていました。(ちなみに最も速い1kmは1-2kmまでの3分50秒、2番目に遅いkm区間は33km-34kmまでの4分25秒でした。)他はほぼ平均して4分10秒、11秒ぐらいのイーブンペースで走れていたように思います。

一年前の河口湖マラソンでは、後半のハーフが前半ハーフ+16分、という後半に精魂果てる典型的な失敗型のレースでした。課題の後半ハーフをどのようにペースを落とさずに走り切るか、というのが当日のテーマでしたが、作戦としては前半ハーフからとにかく足の至る部分の筋肉を有効活用しようと考え、意識して4種類ぐらいの走法を試みました。まさに「使える筋肉」の有効活用です。最も効果があったのは(青トラで学んだ走法ですが)、両手で拳をつくり、テンポよく左右にお尻をポンポン叩きながら走る方法です。特に30km過ぎのアップダウンでは、この「ポンポン走法」が大いに役立ちました。後半で足が止まることなく最後まで一定のペースを保つことができたのです。

32kmを過ぎたところで時計を確認しました。2時間14分、ここから残り10km。「今からトライアスロンのOD、猛暑の中で10km走ることと比較すれば、そのタイムを超えることはないだろうな」と安心し、トライアスロン中のランを想像ながら、その適度な疲労感を楽しみながら走り続けることができました。

40kmを過ぎたあたりで時計を見ると2時間48分でした。ここからキロ5分ペースで走っても充分に3時間を切ることができます。不思議なことにそういったメンタル面での安心感が、潜在的なスタミナを引き出しました。そこから急に体が軽くなり、ペースが上がり、十数名のランナーを一気に追い超し、最後の400メートルトラックでは往年の瀬古選手をイメージしながら気持ちよく短距離走の感覚でゴールすることができました。

今回のマラソンの記録は、まさにトライアスロンの練習・レースの成果を存分に発揮した結果であると思っています。青トラのメンバーさんの中には40代、50代にも関わらず年々記録を更新する強者が多くいらっしゃいますので、引き続き良い刺激を受け取りながら、来年、更に上を目指して頑張っていきたいと思っています。

★仁さんの大田原マラソンでサブ3達成!トライアスロンの練習成果の結果★ポンポン走法が役立った★

posted by 2012.12.20 | メンバー

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