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『タカりんのオーシャンスイム初挑戦!怒濤の海もなんのその!』 その1

『タカりんのオーシャンスイム初挑戦!怒濤の海もなんのその!』 その1

青山トライアスロン倶楽部、1Day EARTH CAMP シリーズ@茅ケ崎 inサザンビーチ
アクアスロン;海スイム600m×2=1200m → ラン2.5km×4=10km


「おい、アレ見ろよ。」と男性メンバーの声の先を見ると、
セーバーの人達がポジションにつこうと準備しているが、激しく打ち寄せる波に戻されてしまっている。
遠くにいてもゴーォ という轟音と波が逆巻いて白くなっているのがよくわかる。(これで本当に泳ぐの?)
前日の雨天強風に、どうか今日だけは穏やかな晴天になってくれと祈っていたのは私だけではないはず。

受付を済ませたメンバー全員がウエットスーツに着替え、トランジットエリアやコースの説明を受けて砂浜へ集合する。
その時、「下!下!サンダル!」 と言う声に足元を見ると、私だけビーチサンダルを履いていた。(かなり緊張している)
急いでトランジットエリアに置きに行くが、戻った時には皆、入水チェツクを済ませており勇敢な男性陣でも冷たい!と4月の海に悲鳴をあげている。

整列し、コーチが一人一人の人数を数え始める。(これって もしかして行方不明になったらってこと?水没?) 前日からの緊張がマックスになった瞬間。
「トライアスロンの大会でも今日の荒海はトップクラスです。」と やけに優しい口調でコーチが話す。
背後から「この海を泳ぎきれば全ての大会を泳ぎ切れる!!」と 青山トライアスロン倶楽部の関口秀之代表も力強くみんなの背中を押す。
(あ?、もうこうなったら清水の舞台から飛び降りるしかない。えーい 排水の陣だ!)
その後のスタートの合図は全く記憶にない。

気がつくと、産卵直後の赤ちゃん海亀のように皆な海に吸い寄せられるよう入水して行く。
たじろんで棒立ちになっている自分。後ろを振り返るとコーチが微笑んでいる。

我が青山トライアスロン倶楽部は、トライアスロン会のトップ「チームケンズ」のプロがコーチである。実力もナンバーワンだが、いつも堅実な教訓で信頼度も100%!!

この日も、自分のレンタルしたウエットスーツが合わず困っていると、コーチがサッと脱いでその場で差し出してくれた。サイズが合って良かったというより、普通なら見学になるところだ。

信頼を身に纏い「ヨシ行くぞ!」と自分を奮い立たせ大海に挑んだもの戻されてしまう。アレ?と後ろ見る。又 飛び込む。戻される。なんでやねん。
強い波のせいで押し返されてばかり。
少し考え、走って大の字ダイブ。ドッボーン!そっか波に向かって横向きに入り込めばいいんだ。
しかし、気がつくと足が 、足が着かない。。。あぁぁっ、恐怖のフラッシュバック…
子供の頃、溺れて救助された悪夢が蘇る。深く暗?い底無しの海はプールと勝手が違う!
自分にとって、海で泳ぐ事とプールで泳ぐ事は全く別のスポーツである。
とにかく。 とにかく、海は >>>> コワイ <<<<
それに、浮くはずのウェットスーツだが、覆い被さってくる波で沈む恐怖。
恐くて水中に顔を付けられないでいると真正面から直撃する波に窒息寸前。早くもリタイヤか。
いや、絶対泳ぎきると誓って今朝、家を出たばかり。

パニックになっている自分の横を優雅に泳いでいく人を発見した。(あっ、ボスだ)
大きな声で「関口さん、行かないでっ!」と思わず救いを求めてしまった。
会員一人たりと見殺し?にしない、優しい青トラのボスはその後 暫く並んで泳いでくれた。
しかも、荒波に何度もムセ返りラッコ状態になる私に、平泳ぎをするといいよとアドバイス。
やってみるが、足が浮いて水を蹴れない。また、ラッコになる。
背泳ぎをしてみるが腕を波に押し返されうまくいかない。ラッコになって考える。
大きなウネリの時、水面に飛び出るバタフライの要領で波の上に出たら上手く超えられた。
しかし、これでは体力消耗。。。再びラッコになる。
(後で調べたのだが、波は上から越えようとするのでなく水面下から抜けるとよいらしい)

第一ブイまで四種類の泳ぎをしてしまった。(初海で四泳法をしたのはきっと私だけだろう)

さてさて、どうなったでしょう? 続く・・・

posted by 2011.04.14 | メンバー

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