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『タカりんのオーシャンスイム初挑戦!怒濤の海もなんのその!』 その2

『タカりんのオーシャンスイム初挑戦!怒濤の海もなんのその!』 その2

波が来たら顔を横向きにすれば回避できると学習したところで、やっと第一ブイに到着。(はぁ、ふぅ、苦戦じゃ)
ブイに掴まり呼吸を整えていると、「ブイじゃなくここに掴まりなさい」とセーバーが舟を寄せてくれた。(ふーん、舟に掴まっていいのね、うん安心)
「わたし今日、海はじめてなんです。」「えぇっ!?あんた初めてなの!?そりゃ運悪すぎだがねぇ」とセーバーさんと一時の会話。(この時点で塩分過多。海水しょっぱい)

そうしているうちに他のメンバーが横を通過。(自分も行かなきゃ!)

セーバーさんの舟を思い切り蹴っ飛ばして少しでも前に進みたかったが、それは悪いのでやめといた。(苦笑)
次の目標、第二ブイまでは浜と並行に泳ぐ。したがって波は真横から。
さっきより苦しゅうない。しかし、バチャバチャと波が耳にあたるのでセーバーの声が聞こえない。
「何ですか?」「○×△○×△」「え??聞こえません」「○×△○×△」「もう一度言って下さい」
「左に逸れてるから右に泳いでー」
見ると大きくラインを外れている。右に旋回!

やっと第二ブイ“右側”に到着!
そこから、ボスが今度は他のメンバーのライフガード?に付く。(あっ 行っちゃう 焦)
今の私には抜かされる事など どうでもいい。誰も側に居なくなる不安が恐ろしい。

「セーバーさん!こっち、こっち。こっちに来て下さい!」と大声で叫ぶ。
「捕まるかい?」「いえ、頑張って泳ぎます。でも側にいて下さい」(こんなの本番であり?)
必死の思いで腕を回す。回す。回す。
すると、背後から「ブイの外を周るんだよ?」とセーバーの声。(えっ、そうなの!?)
後ろを振り返るとブイから既に5m以上もある。
「すみません!今日はもうバックできないのでショートカット許して下さい!」と言い棄て、引き戻されまいと、今度は夢中でセーバーの舟から逃げるように泳ぎまくる。(よかった、本番じゃなくって。本番なら失格だよ 冷汗)

次は浜に帰るルートだ。早くこの恐怖から解放されるには早く辿り着くしかない。大きな建物を目印に一心不乱になって泳ぐ。終盤は、水を得た魚のように、と言ったら言い過ぎだが勢い余って砂浜にスライダーゴール!(なにも砂までかかなくても 苦笑)
スイムアップの次は直ちに走らなくてはならないはずだが、見ていた近くのメンバーから拍手喝采!(ウルウル、皆なんて優しいのだろう)

その後のランは、今までの苦しい10kmでなく楽しい道のりであったのは言うまでもない。
擦れ違い際の掛け声とハイタッチ、疲労も笑顔に変わり、周囲の人々が羨ましそうに見ている。
青トラメンバーの素敵な面を感じる。アドレナリンも大放出!
トライアスリートはムダにポジティブなんだな♪♪

トラウマを背負ったまま一生海を泳ぐ事などできないと思っていた。
不可能を可能にする青山トライアスロン倶楽部に心底感謝!
さあ、皆さんも一緒に夢を追いかけ、その夢を叶えましょう!
VIBA!青トラ!   BRAVO!青トラ!


posted by 2011.04.20 | メンバー

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