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★黒澤さんの宮古島トライアスロン大会★約束のゴールへ!最後まで諦めない!★7回目の宮古島は最高の仲間たちとともに★

★黒澤さんの宮古島トライアスロン大会★約束のゴールへ!最後まで諦めない!★7回目の宮古島は最高の仲間たちとともに★

今年で7回目となる宮古島大会に参加してきました。結果としては自己ベストどころか途中で熱中症になってしまい、何とかゴール、という状態でした。が、次回への課題がたくさん見つけられました。

4月15日(日)天候くもり。気温23.5度(7時)、水温23.6度(6時)

今回は子供たちが小学校高学年になったりして休みが取れないため、友人の吉原氏と共に参加。不覚にも宮古島に入る直前に体調を崩し、そのままスタートラインに立つことになってしまった・・・

朝3時起床。天気予報では午後から雨。気温は28度まで上がるということで、水分塩分の補給は着実にやっていこう。朝食を取り会場へ。5時に到着し腕にナンバリングをしてもらい、アンクルバンド(計測器)をつけ、バイクを最終点検。スイム会場である東急リゾート前の前浜ビーチへ。今回一緒に行った吉原氏と、青山トライアスロン倶楽部で一緒に練習している横溝さんと共に、砂浜で「ゴールで会おう!」と誓う。

スイム(3キロ)
今回は体調も考慮し、1時間位で泳ぎきる位置取りをしてスタート!いつもどおりスタート時はバトルに巻き込まれプールのようなまともな泳ぎは最初出来ないが、ここは経験を活かし自分の泳ぐ場所を確保して何とか乗り切る・・・つもりが、なんだかいつもと違い息苦しい・・・そこへ後方からの選手何人かが後ろから覆いかぶさってきて完全に海中に入ってしまい呼吸が乱れパニックに・・・「や、やばい・・このままここにいたら溺れてしまうかも・・・」とっさに選手を掻き分け、レスキューボートへ!「スミマセン!!ボートに捕まらせてもらえますか!」生まれて初めてレスキューのお世話になる・・・「フロート(浮力のある棒状の浮き輪みたいなもの)につかまって!そのまま進んだら失格だけど、つかまっている分には問題ないですよ!」と。「ふ?、助かった?」選手が通り過ぎるまでそのまましばらく休息。リタイアも一瞬頭をかすめたが、スタートラインで先ほど交わした三人の誓いを思い出した。スタートから50分以内に1700メートルを通過しないと失格になってしまうので、自分のペースで泳ぎだす。ようやくいつもの自分の泳ぎが出来、何とかスイムフィニッシュ!
スイム1時間4分11秒(824位/完走者1231人)

バイク(155キロ)
バイクは前回参加時に、調子に乗って最初から飛ばしすぎてしまったため、今回は体調のことも考慮し、抑え気味にスタート。平均時速30キロのペースで巡航。今回は自転車・ヘルメット共にエアロ使用となっているので、かなり楽に走れている実感。補給も15分おきに羊羹や、一口サイズのお菓子、どら焼きなど固形物中心に前半は取る。70キロ地点の東平安名崎まで順調に予定通りのペースを維持。5分ほど余裕もあったので、トイレに寄り、ついでに体を伸ばし、補給、塩分をしっかり取る。そこからまた
走り出すが、思った以上に調子は良い。が、調子に乗るとロングの大会はあとで何か起こるので、ここは自分のペースを守り前進。100キロを過ぎ、130キロ地点でも順調にペースを維持。またまた130キロ地点で一度トイレに寄り、体を伸ばし水をかぶり、スタート。あと25キロでバイクもおわりだ?!そのままバイクフィニッシュゲートへ突入!

バイク5時間24分31秒(540位/完走者1231人)
ラン(42.195キロ)
ようやく残すところあとフルマラソンのみ!5時間で入れば予定通りの11時間30分を切り自己ベスト更新!まずは最初の10キロを走りきろう!バイクに155キロ乗っていたので走り始めは多少違和感があるが、まだ心身ともに余裕は残っている。焦らず着実に行こう!気温はぐんぐん上がってきているが、水分補給もしながら着実に前へ!10キロは比較的順調に通過。15キロを過ぎると多少息苦しいが何とかハーフを2時間30分弱で走りきった!後はハーフ勝負!苦しいが足は何とか動いている。大丈夫、行ける!・・・が、そう簡単にいかないのがロングの大会。25キロあたりから急に気持ち悪くなり、吐き気が・・・エイドステーションでも体が食べ物を受け付けなくなってきて、頭痛がし始め、めまいも感じるようになってきた。走るだけで頭が痛い。遂に立ち止まる・・・頭を下にしていると楽なんだが、そのままそこに立ち止まっていてもゴールは来ない!だましだまし歩いて走って、とにかく前進。ペースはかなりダウンし、後方の選手からどんどん抜かされていくがどうにも出来ず・・・35キロでは完全にわき道に座り込んでしまった・・・あと7キロ。普段だったらなんてことが無い距離だが、この状態になるととてつもなく長く感じる。下を向いていると、「黒澤さん、大丈夫ですか?」青山トライアスロン倶楽部で一緒に練習している高瀬さんが声をかけてくれた。「私も足のまめがつぶれて走れないので、一緒に歩いてゴールまで行きましょう!黒澤さんが倒れてしまっては大変だから・・・」なんと優しい人なんだろう・・・そこから7キロ。もう記録ではなく、気力でゴールまで一歩一歩、歩みを進める。繁華街に入ってきて、いつもなら気持ちよく走るところを、ゆっくり歩いて通り過ぎる。「お帰り?」沿道の方々に声をかけられるが、複雑な心境。あたりは暗くなり、最後の上りを上りきると、ようやくゴール地点が見えてきた!「高瀬さん、最後だけは何とか走りましょうか?!」気力を振り絞りゴールへ

ラン5時間58分21秒(1042位/完走者1231人)
総合12時間27分3秒(805位/完走者1231人)

ゴール後そのまま、体育館に運んでもらい点滴を打っていただいた。
今回も多くの方々の応援、家族や仲間の存在を強く感じました。トライアスロンという競技をさせていただいていること自体ありがたいことだな?と感じました。
これまでは独力で練習に励んできまして、ロングも全て完走してきましたが、昨年の11月に青山トライアスロン倶楽部に入会し、最低限の練習のペースを青山トライアスロン倶楽部でつくり、その他追加でロングライド等行いました。そのおかげで、バイクは結構楽に走れ、また多くの仲間が同じレースに出ている(青トラのウェアは以前から目立ってました)ので、とても励みになりました。
70歳でアイアンマンチャンピオンシップ(アイアンマンの世界選手権)に出場する夢を叶えるべく、一歩一歩前進していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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posted by 2012.04.26 | メンバー

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